★ 南極料理人
大昔、友人が映画館で観ていた気がする映画を
元同僚がオススメしてくれたので、入院中に。
南極の基地に働く男たちの日常を調理係(堺雅人さん)を中心に描く。
入院中だったからこそ、ただのほのぼの映画ではなく
自分の感情も重なりあいました。
調理係は別に南極に行きたかったわけではなく、
たまたま赴任してしまったというところも
私の気持ちと少し重なりました。
食事中は一言も話さない男どもが印象に残りました。
食事、一緒に食べる人、
食事を缶詰ばかりでなんとか工面したり、
みんなのリクエストに応えたり、ずっと室内で過ごす中、
行事に合った食事を出したり。
ストーリー自体は、決して筋があるわけではないのに、
1シーン、1シーンが写真のように残ります。
深夜にこっそり食べるらーめん
ちゃんと味付けしてるのに醤油追加しちゃう人
正月はちゃんと割烹着で準備する
振り回して焼く肉
誕生日ケーキ
南極から戻って食べる遊園地のハンバーガー
コロナ自粛期間から、食事が人生で一番大切と改めて実感した。
食べるもの自体にはあまり興味がなかったけど、
食事を見て、食べる、人と話す、大事にしよう。