★ズートピア

肉食獣と草食獣が一緒に生きる世界で、

身体は小さいけど、ニンジン農家を継がず、

警察官になったうさぎのお話し。

 

ひょんなことから、詐欺師のキツネとコンビで

事件を解決しに奮闘します。

 

さすがディズニー。

話の筋は小さい子でも理解しやすいものだけど、

その陰に隠れて、主張したいことや表現することには

ハっと気づかされることが多数。

 

キツネだからずる賢いと決めつけられ、

さいころにいじめられてしまい、

それならなにくそ、ずる賢くなってやる!と生きているキツネ

 

一生懸命実績を作ったのに、活躍の場を与えられないし、

自己紹介の機会ももらえないうさぎ

 

9割の草食獣のために肉食獣を駆逐しようとする羊

 

きっと人間もどこか当てはまるシーンが非常に多い。

そしてCGなのに動物の動きが素晴らしい。

かわうそのぬるっとした動きとか、

歩き方もそれぞれの動物の生態がよく表現されている。

 

ライオンキング製作ビデオに

実際のライオンをスケッチする場面があるけど、

きっとそういうことを行って、リアルに近づけたに違いない。

 

非常に深い作品で、劇場でも見たけど、

何度でも見たい作品。

★ ワイルドスピード スーパーコンボ

ワイルドスピードシリーズのスピンオフ

ショウとホッブスのイギリス人とサモア系マッチョアメリカ人の

でこぼこコンビなお話し。

 

アクションはすごいけど、

話はちゃんと着地するってわかるし、

少しくらい目を離しても、ドンパチが多いから安心w

 

ドウェイン・ジョンソンの安定のマッチョと

ジェイソンステイサムのイギリス人ばりばりな感じがよい。

 

本編もそうなんだけど、もう車の話じゃなくなっているよね。。。

ショウがアストンマーチンに乗ってて、

敵がトライアンフに乗っているくらいかな。。。

そして、その敵役が結構よわっちいし、人間味あふれまくりw

 

もちろん続き物だから、過去作を見てから、見る想定なのかもだけど

敵役やショウと妹の関係も説明したほうが

物語に深みは出そうだと思った。

 

カーチェイスや、爆破シーンの迫力は

「本当にこれどうやって撮影しているの?」って感じでした。

 

映画館でワイワイしながら見るのがおすすめ映画でした。

ウィルスが悪さをして、止める話だけど、

最後に「テクノロジーよりも人の心だ」と警鐘を鳴らすシーンもありました。

人体になにかを埋め込むことはまだハードルが高いけど、

AIで動きを予測したり、映画で見るテクノロジーが実現するのは

きっとすぐだな。。。と感じました。

 

それまでに機械で出来ないことを考えておかないとね。

 

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07YF36KNS/ref=atv_hm_hom_1_c_DEaieV_4_24

★ Founder

Netflix の映画、ファウンダー。

マクドナルドの創始者の物語。

 

共感や感動までに至らなかったけど、

アメリカ人らしい、目の付け所と、

ビジネスへのスピードを感じた。

 

映画の中で強調もしてたけど、

成功に必要なのは「persistent」、「執念」と訳されていた。

 

成功したい、より良くなりたい!と強く思うと

道は開けるのだと知った。

 

別途 Amazon で呼んでいる GRIT も似てるので

併せて読んでおこう。

 

最後まで創設者のことは好きになれなかったけど、、、

この人が稼いだお金がほぼ寄付に使われたと思えば、、、

ちょっとはまあ、納得かな。

 

日本人はお金を稼ぐこと、人を押しのけることを汚いと思ってしまうよね。

お金は私は可能性を広げる手段だと思うけど、

人を出し抜くことについては、まだちょっとアレルギーがあるので、

この映画から、少し身に着けたいと思いました。

https://www.netflix.com/browse?jbv=80101899&jbp=9&jbr=1

 

★この世界の片隅に

「絵」を見ている感じがすごくする映画でした。

ぼんやり、おっちょこちょいな主人公が、

何気ない日常を戦争で徐々に失っていく話。

 

初めて会う人にお嫁に、遠くに行ったり、

義理の姉とうまくいかなかったり、

目の前で姪っ子が時限爆弾で死んだり、

 

悲しいところを見つけようとすれば

戦争の話だから、当然たくさんあるんだけど、

主人公の女性の

「自分はぼーっとしている性格だから、

このままぼーっとしたままで生きていきたかった。」というような

セリフ。

 

ぐろい絵や、露骨に泣かせにくるストーリーはないものの

美しい絵の中で、日常の大切さ、

描かれなかった原爆を浴びた姉、

きっと娼婦の女の子の話も気になって、

心にささくれができるアニメ

● 美の法則:冨永愛

日本人で市民権を得た初めてのコレクションモデルだと思う

冨永愛さんの本

 

みんなが共感できたり、手軽にまねできる内容ではないけど

ここまでレベルを上げてくる人はやはりストイック。

 

真似できるし、学んだところは 2 点

"丹田" と "スラッシャー"

 

自分に納得して生活を歩む人に共通するのが瞑想な気がしていて、

深呼吸して、丹田に力をいれることは私も意識をもっとしようと思った。

 

次にスラッシャーだが、初めて聞いた概念だった。

"/" のスラッシュね。

サラリーマンだけの肩書ではなく、スラッシュして、

並行してこれもできるよ、の証。

 

私のスラッシュは何にしようか真剣に考えよう。

今期はスラッシャーになろうと思いました。

 

今は "サポートサービスのデリバリと営業" が本業。

スラッシュで極められるものは、"釣り" と "バイク" と

"猫好き(ビジネスにする)" と

あと何がいいかな。。。

 

今年はもう少し露出することを心がけ

instagram のアカウントちゃんとしようと思いました。

 

https://www.amazon.co.jp/%E5%86%A8%E6%B0%B8%E6%84%9B-%E7%BE%8E%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87-%E5%86%A8%E6%B0%B8-%E6%84%9B/dp/4478109796/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=GGZMUSTSV9YB&dchild=1&keywords=%E5%86%A8%E6%B0%B8%E6%84%9B&qid=1586299771&sprefix=%E5%86%A8%E6%B0%B8%2Caps%2C251&sr=8-1

★ 天才の頭の中<ビル・ゲイツを解読する>

Netflix オリジナルのドキュメンタリー。

 

改めてビルの考えや行動を見ていると

決してかっこいい経営者ではない。

 

ザッカーバーグのような若さと勢いは今はないし、

Steve Job のような禅思想のグルのような、教祖のような感じもない。

 

決して崇拝されるようなカリスマ感はないものの、

確固たる経営者として地に足がついた感じと、

なによりエンジニアらしさを感じる。

 

転職エージェントに「何があれば転職しますか?」と聞かれるが

私はビルの信念や、サティア(現:マイクロソフト社長)の考えに共感するから

転職できないし、する気になっていない。

 

心に残るのは、怖いことを聞かれ

My brain stops の一言。

指示を出したり、どう伝えれば効果的かなどももちろん考えていると思うが

彼は、問題に対して考えるのが好きなんだと感じた。

 

言い方が悪いけど、慈善事業は憐れみをもってやっているのではなく、

強大な、複雑な問題に楽しく立ち向かっているだけのような気がした。

 

そんな彼が、TED という演説番組で 5 年前に、

「これからの世界での人類共通の脅威は、核ではなく、パンデミックだ」と

言っていたのが思い出される。

 

日本にいれば今は新型コロナウィルスくらいしか脅威はない。

だが、医療が荒廃し、下水がなくなったら、

アフリカのようにエボラやコレラが蔓延するかもしれない。

地球が暖かくなると蚊によるマラリアが発生するかもしれない。

 

5 年前の注意喚起で彼が言ってきたこと、

今からでも遅くないような気がするし、

日本はもっと危機意識を持つべきだと、改めて思った。

 

なんだか、ビル自体の話になってしまうが、

Netflix のこの番組はよかった。

 

 

https://www.netflix.com/title/80184771

★ 最強のふたり

パラグライダーの事故で首から下が動かなくなったお金持ちと

失業保険が欲しくて、介助の仕事をする黒人の青年の話。

 

実話をもとにした話らしく、アメリ以来のフランス映画かもしれない。

 

印象に残っているのは、パラグライダーの事故で全身麻痺になったのに

またパラグライダーにチャレンジする主人公。

障碍者として哀れまず、人として対応する黒人の青年。

 

主人公が青年に話があると言ったとき

うろおぼえだけど「あんたは不幸に慣れているかもしれない。奥さんが死んで、

自分の全身動かなくなって。でも俺は不幸に慣れてないんだ」と

言ったシーン。

 

私から見れば、黒人の青年も十分不幸な境遇だ。

血のつながらない親、反抗的な弟、失業、同じような境遇の仲間、

狭いマンション。

 

それを不幸と思っているかもしれないけど、

そうは口に出さないところと、不躾かもしれないけど、

障碍者に対して、お前は不幸に慣れてるって正直に伝えてしまうところ。

私にはできないなあ。。。

 

でも、憎めないのは、正直に心に従って話し、

悪気がないことがわかるから。

 

あとクラシックをずっと聞かされて、つまらないときに、

知ってる CM の曲があると嬉しそうになる顔。

その顔はもっと知識を授けたくなるよなあ。。。

 

最終的に別のところに就職するのだけど、

少し得た知識と、人との接し方で黒人青年の顔が柔らかくなっているのが

まぶたの奥に残ります。

 

人間は、思った心でぶつかってこそ、と思える映画。

長くないし、登場人物も多くないけど、

俳優さんたちの表情が本当に自然で心に温かいお湯が流れてくるような映画。

 

https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%81%AE%E3%81%B5%E3%81%9F%E3%82%8A-%E5%AD%97%E5%B9%95%E7%89%88-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%AF%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%BC/dp/B00GCH5J10